The street artist Banksy|ストリート・アーティスト・バンクシー

BANKSY VALUE

BANKSY VALUE

アーティストのクリスティーナ・アギレラは、バンクシー作品を25,000ポンド(約360万円)で購入したそうです。
このほかにも、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが彼の作品を高額で購入。
キアヌ・リーブス、ジュード・ロウなどの著名人も彼の作品を支持しているといわれています。

 

バンクシーを「芸術テロリスト」として、もっとも有名にしたのが、これらのパフォーマンスです。
2005年、バンクシーは大英博物館に侵入し、『街外れに狩りにいく古代人』のタイトルで、ショッピングカートを押す人間が描かれた壁画を展示します。
この作品は、バンクシーが公表するまでの3日間、誰にも気づかれませんでしたが、2018年には公式展示されることが決まりました。

 

2018年、バンクシー作品のなかで、もっとも有名な作品のひとつである『風船と少女』が、ロンドンのオークションハウス「サザビーズ」の競売にかけられ、104万ポンド(約1億5,000万円)という高額で落札されました。
しかし、売却が成立したとたん、額縁に隠されていたシュレッダーが起動し、絵が裁断されてしまいます。
これは、バンクシー自身がしかけた「いたずら」であり、ストリート・アートをオークションで高額売買することへの反論であったようです。

 

2019年、東京都知事の小池百合子氏が自身のtwitterで、東京都内にあったバンクシー作品に似たグラフィティを撮影した写真をポストし、話題になりました。
小池氏は、この落書きを歓迎するかのようなコメントを投稿しており、インターネット上で「バンクシーならストリート・アートは合法なのか」などの議論を呼びました。

 

このように、バンクシーは世界でさまざまな「事件」を起こしながら、強いメッセージを発信し続けてきました。
そして、これからの彼のパフォーマンスにも、世界中が注目することは間違いないでしょう。

 

私たちがバンクシーから学んだことは「描く側が確固たるメッセージを持つこと。
そして、そのメッセージが一定数の見る側に伝わる内容であること」で、「落書きは『アート』にもなり得る」ということです。
これは、ストリート・アートの世界だけでなく、デザインやコンテンツ制作全般に共通することなのかもしれません。
そのコンテンツの内容が、内輪ネタで終われば、それはただの「落書き」になってしまうかもしれないのです。

 

 

 

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